こんにちは。のりをです。
今回は、勝手ながら連載している「将棋超初心者講座」の第四弾として、「覚えておくと便利!基本の手筋・9選」をご紹介したいと思います。
前回記事はこちら↓
【将棋超初心者講座③】「序盤」「中盤」「終盤」の感覚を意識してみよう! - のりらじブログ NORIWO RADIO BLOG
この講座は、以下の方を対象としています。
将棋の駒の動かし方は覚えたけど、その後何をすればいいのかわからん…
将棋で一度も勝てた試しがない…
基礎基本からもう一度見直したい
そして、以下のような状態になることを目標としています。
将棋ウォーズ5級レベルになること
ぴよ将棋LV10ピヨ太に待った無しで勝てるようになること
それでは、早速参りましょう!
ふんどしの桂
ふんどしの桂とは「桂馬で両取りをかける手筋」です。頻出の手筋なので是非覚えておきたいところでふ。
両取りになるとどちらかの駒が必ず取れます。
また、逆に自分がやられないように気をつけることが重要です。
垂れ歩
垂れ歩とは「自分の歩を2〜4段目に打って成金を目指す手筋」です。
最も頻出手筋とも言えます。
上級者ほど歩の使い方が上手いと言われており、この垂れ歩を常に狙うことも良い戦略になることが多々あります。
割り打ちの銀
割り打ちの銀とは「銀で斜め後ろの駒に両取りをかける手筋」です。
主に、金や飛車に対して有効です。
中盤〜終盤にかけて頻出します。
こちらも、ふんどしの桂同様、相手にやられないように要注意です。
桂頭の銀
桂頭の銀とは「相手の桂馬の前に銀を指す手筋」です。
これにより、桂馬の動きを制限できます。
「桂先の銀定跡なり」という格言もあります。
たたきの歩
たたきの歩とは「持ち駒の歩を相手の駒の一マス前に指す手筋」です。
上の例で言うと、8三歩と打って、相手が仮に同飛車とした場合、6五角と打てば、飛車と成り銀両取りとなります。
相手が取らなかった場合でも、この歩を拠点として攻めることができます。
腹銀
腹銀とは「相手玉の右、または左側に銀を指す手筋」です。
主に終盤での詰みの手筋として有名です。
上の図では、▲3二銀と打つと、以下
▲2三銀成
または、▲3一馬△1二玉▲2一銀不成
で詰みとなります。
金底の歩
金底の歩とは「横から来る飛車の攻めに対して金の最下段に歩を打つ手筋」です。
上の図はあまり適切な例ではないかもしれませんが、「金底の歩、岩よりも堅し」という格言があるほど有効な受けになる場合が多いです。
一間竜(いっけんりゅう)
一間竜とは「玉から前後左右一マス離れたところに竜がいる状態」です。
詰みの基本手筋としてよく知られ、詰めろ(次の手番で玉を詰ますことができる状態)や必至(どのような受けをしてもそれを解除できない状態)になることが多いです。
田楽刺し
田楽刺しとは「相手の歩以外の駒が重なっている部分に香車を指す手筋(香車が取れない状態のとき)」
前の駒が逃げても、後ろの駒が取れる形となっています。
まとめ 手筋をうまく使いこなして一歩リード!
上記で紹介しているのは、手筋の中では一部ですが、どれも頻出手筋です!
ぜひうまく使いこなして、共に上級者を目指しましょう!
下記の書籍なども参考にしてみてください。