こんにちは!のりを (@NORIWO_or_DIE)です。
皆さんは、「神田松之丞(かんだ まつのじょう)」という講談師をご存知でしょうか?
落語と比べて、どうしても知名度・認知度が比較的落ちてしまう「講談」という世界。私も正直ほとんどその存在を知りませんでした。
そんな講談の世界に、今、各メディアに引っ張りだこで、注目を集めている講談師がいます。
それが、神田松之丞さんです。
恥ずかしながら、私は彼を知ったことで初めてその世界を知ることができました。
しかしなぜ今、ここまでの人気を集めているのでしょうか。
一つは、その圧倒的な講談。
その実力は…私のような素人なんぞが言葉で伝えることは不可能だと思うので、是非一度ご覧くださいとしか言えません…。
思わず息を呑むほどの迫力です。講談を全く知らない私でも、一度見たら忘れられないほど、その魅力にどっぷりと引き込まれてしまいました。
そして、もう一つの人気の理由。
それが「ラジオ」です。
私が神田松之丞さんを知ったのも、まさにラジオがキッカケでした。
放送開始して以来、私が愛聴している
TBS JUNKなどを中心にそのラジオの面白さが話題になり、今では大人気番組となっています。
その番組こそが「神田松之丞 問わず語りの松之丞」。
今日は、その「神田松之丞 問わず語りの松之丞」について書いてみます!
TBSラジオ「神田松之丞 問わず語りの松之丞」(毎週金曜21:30〜22:00)
●構成
・30分番組(収録)
・出演者:神田松之丞さん・笑い屋のシゲフジさん
CM以外は、基本的に最初から最後まで松之丞さんが一人で語り尽くしています。
「神田松之丞 問わず語りの松之丞」3つの魅力
①切れ味鋭い毒舌トーク
とにかく話の切れ味が鋭い。
というより、毒舌のレベルがすごい。笑
神田松之丞=毒舌
というイメージになってしまうほど、心配になるぐらい毒舌です。笑
ただ、毒舌だけど、面白い…(←ここが非常に重要)。
その毒舌の相手は、お客さんであったり、スタッフの方であったり、はたまたラジオパーソナリティだったり、奥さんだったり…。
その毒舌の応戦(プロレス)の線引きが絶妙なのです。(ギリギリアウトな時も多々ある 笑)
これこそが人気を集めている最大の魅力なのではないかなと思っています。
②話の構成が巧み
番組30分間、ずっと松乃丞さんの一人語りですが、基本的な番組構成は毎回同じです。
●冒頭(3〜5分):イントロトーク
CM
●メイン(20分):トークゾーン
CM
●エンディング(5分):クロージング
毎回、収録ということもあってか、このトークゾーンの話のクオリティがとにかく高い…。
まさに現代版講談を一つ聴いている気分になるぐらい、緩急を織り交ぜたストーリー展開が圧倒的です。
その内容は、ただの悪口だったり、愚痴だったりするのですが(笑)、
それを面白くおかしく伝えられるその話術こそが、今の人気の秘密なのだと思います。
③爆笑問題太田さんや高田文夫先生との絡み
これは、JUNKリスナー(特に爆笑問題カーボーイリスナー)が今一番楽しみにしている部分かと思います(笑)
何年か前から、爆笑問題の太田さんが、ラジオ内で全国のパーソナリティだったりや他局等のパーソナリティに喧嘩(という名のプロレス)をふっかけて、ラジオ上でやりとりを行う、というのが定番の流れがあるのですが、
この松乃丞さんもそのやりとりに度々出てきます。笑
それが本当に面白くて、毎回にやにや聴いてしまいます…。
ここについては、後日、爆笑問題カーボーイの回でまとめます。
気になる方は「天才横山雄二」「桂枝曾丸」「沢田幸二」「南国の夜 よこちゃん」「三代澤康司」などで検索してみてください(笑)
まとめ ラジオの友は真の友
「神田松乃丞 問わず語りの松乃丞」では、毎回冒頭で必ず言うセリフがあります。
子供の頃、私にとってラジオは大人の本音が聞ける場所でした。いまならネットで本音は溢れていますが、人に届く本音、言葉を選んだ本音を聞けるのは私にとってラジオだけだったと思っております。
どんなに荒れ狂った放送であっても(笑)、毎回このセリフから始めると言うところに「粋」を感じます。
それほど、このラジオに対しての愛を忘れないところに非常に魅力を感じます。
実は、神田松乃丞は今現在二ツ目であり、来年の2月から、異例の早さでの真打昇進と大名跡「六代目神田伯山(かんだ はくざん)」を襲名することが決まっています。
また最近はテレビでの露出も増え、滝沢カレンさんと二人でテレビ番組も始められたようで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですが、今後ますますのご活躍を期待しております!
それでは!