2020年1月22日発売のSnow Manデビューシングル「D.D.」がテレビ初公開されました!
SixTONESとの両A面シングルとしての発売が発表されている「D.D.」とは一体どんな楽曲なのか?
私の独断と偏見で「D.D.」について勝手に解釈していきたいと思います!
文中の英語詞の意訳は自分で勝手に訳してみたものです!笑
1.「D.D.」楽曲構造
The time has come D.D.
訳)「D.D.」の時が来る。
冒頭は、ラウールのこの言葉で始まる。
D.D.とは、この楽曲のサビの歌詞でもある「Dancing Dynamyte」の略である。
Come on, Everybody Take you higher!!
Dancing Dynamite Oh Dynamite
Hey you... Let me go!! Hey you... Let me go!!
訳)さぁ、キミをぶち上げさせてくれよ。
ダンシングダイナマイト
さぁ、行こうぜ!
ここで、出てくる「Take you higher」という表現は、avexの先輩であるV6の名曲「TAKE ME HIGHER」を彷彿とさせるのがなんとも憎い…。
また、Dynamiteという言葉には「ダイナマイト」の他に、「(あっと驚くほど)すばらしいもの」「(衝撃的な)危険をはらむもの」という意味がある。(Weblio英和辞典より)
「Dancing Dynamite」。これはまさにSnow Manを表しているものと推測できる。
描き続けたDreaming 焦る Clock hands moving
自分見失う trap trap trap ah
You know 理想と Real? Strong will never get ill
気がつかなきゃ 次はないね
「Clock hands」とは「時計の針」という意味。
「Strong will never get ill」とは、直訳すると「強さは病気にかからない」。
※おそらく通常であれば「Strongness」とか「Toughness」と表現したいところなのだが、文字数の関係で「Strong」となっていると予想する。
ここのパートでは、デビューという夢(Dream・理想)になかなか届かず焦り、自己嫌悪に陥る様子が表現されている。
デビューまでに多くの苦労をくぐり抜けたSnow Manの心模様を表しているのだろう。
No matter what happens in your past No matter who you are
訳)過去に何があろうと、キミが誰であろうと
The thing is How it shines 何色でも...
訳)大事なのはどのように輝くかだ
きっと答えはいつもキミと共にある
Get up, It's time to burst
訳)立ち上がれ、今こそ「爆発」の時だ
ここから、気持ちの変化が出てくる。
まるで自分自身に言い聞かせるように、他がどうこうではなく、自分自身がどう輝いていくか。
ここからSnow Manの覚悟と決意が見える歌詞が続く。
閉ざされた扉へCloser この地球(ほし)の期待を超えていけ
Keep running to new world My heart has no rule
訳)新しい世界へ走り続けろ。俺たちの心にルールはない。
進化してゆけ We are...
本来の「Closer」で訳すと「閉じること」をさしてしまうが、ここはおそらく「close(to)」「近づく」という意味で使われていると思われる。
Dancing Dynamite Oh Dynamite Let's Sing it 「LA LA LA」
衝撃をキミの元へ Banging' Banging' ーイイネ!
Dancing Dynemite Oh Dynamite キミとShake the world
淘汰の先にある未来へ
ここで大サビを迎える。
「Banging'」とは日本語で言う「バンバン!」というような擬音を表している。
「淘汰の先」という歌詞に目を奪われる。
テクノロジーの進化が激しい現代社会や、それこそジャニーズの激しい競争社会の中で「淘汰される」ことを乗り越えた先の未来がまさしく今なのだ。
Hey! Two steps forward, One step back (Day by Day by Day)
訳)二歩進んで、一歩下がる(1日ずつ)
Three steps forward, Two steps back (So It's up to you)
訳)三歩進んで、二歩下がる(それも全てキミ次第)
Dancing Dynamite Oh Dynamite Hey you... Let me go!!
ここの歌詞が僕はとても好きだ。
あの有名なフレーズをただ英語にしただけなのであるが、この歌詞をSnow Manが歌うことに意味がある。
彼らは、一つ一つ、泥臭く、ここまで這い上がってきた。そんな物語性を感じてしまう。
願い続けた Day or night
Dramaticなスペクタクル
頂上(テッペン)見せてあげよう
Here we are
夢にまで見た舞台。
そして今ここに立っている。俺たちがSnow Man。素敵じゃないですか…。
Dancing Dynamite Oh Dynamite Let's Sing it 「LA LA LA」
衝撃をキミの元へ Banging' Banging' ーイイネ!
Dancing Dynemite Oh Dynamite Hey you... Let me go!!
Hey you... Let me go!!
Wow Wow Wow Wow
最後は、ラウールが拳を前に構え、何かを掴み取るようなモーションで曲が終わる。
彼らが、これから掴み取ろうとするもの。
Dancing Dynamiteへの道は、ここから始まるのだ。
2.「D.D.」作詞・作曲陣
作詞
作詞は「栗原暁(Jazzin' park)」(くりはら さとる)さんが担当。
栗原さんは、Jazzing' parkでの活動の傍、これまで数多くのアーティストに楽曲提供・作詞などを担当しています…!
ジャニーズの中でも
Kis-My-Ft2「アイノビート」(作詞・作曲・編曲)
ジャニーズWEST「BIG SHOT!!」(作詞・作曲)
King&Prince「koi-wazurai」(作詞・作曲)
Travis Japan「VOLCANO」(作詞)
なにわ男子「ダイアモンドスマイル」(作詞・作曲)
と、いかに名曲を生み出している方かお分りいただけると思います…。
デビュー曲への想いがひしひしと伝わります…!
作曲
作曲は「HIKARI」さんが担当しています。
HIKARIさんの本名は石津 隆光(いしづ たかみつ)さんで、エイベックスマネジメント所属の作曲家。
ソングライター・アレンジャーとして、こちらも数多くの名曲を生み出されている方です。
ジャニーズとしては、
TOKIO、滝沢秀明、タッキー&翼、V6、カミセン・トニセン、嵐、NEWS、関ジャニ♾、SMAP、山下智久、Kis-My-Ft2、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、KAT-TUN
と数多くのグループに楽曲提供している凄いお方です!
代表曲としては、
Kis-My-Ft2「Edge of Days」(作詞・作曲)
Hey! Say! JUMP「AinoArika」(作詞・作曲)
などが挙げられます!
もう、ほとんどのグループが作曲してもらっているのでは…笑
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3.V6・タキツバ・Kis-My-Ft2が繋ぐavex伝統のEDM
avexと言えば、やはりEDM楽曲に強いことが特徴。
その中で、ダンスに強みを持つSnow Manと契約したのは大きな強みになると思います…!
「D.D.」もまさにavexサウンドの真骨頂とも言える楽曲に仕上がっているのではないでしょうか。
今回はSixTONESとの同時デビューが発表されており、「対決」シングルという形でリリースされますが、バラード調のSixTONESと対照的な構造となっており、とてもワクワクしますね…!
どちらも両極端に振り切れてて面白い!!
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4.まとめ
Snow Manのデビュー曲は、決意と覚悟が垣間見える力強いダンサブルナンバーです。
今後も、鉄板曲として盛り上がること間違いなしでしょう…!
「YOSHIKIが作るバラード曲」
vs
「avexの本気で作った覚悟と決意のダンサブルナンバー」
前代未聞の同時デビュー。今後もますます目が離せませんね!
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